空にうつるもの
日常?非日常
ーキリツ レイ
アリガトウゴザイマシタ
『…ふぅ。終わったー。』
背伸びをする蓮李。
ふっと、隣に目を向けた。
『工藤……、最後の最後でやらかしたな。』
そう言うと、工藤がうなだれた……。
ーーー…ーー‥-
寝不足の工藤は、ウトウトしながらもなんとか1日起きていたのだが…………………、
最後の時間の英語でついに机に突っ伏した。
それに気づいた先生が、長文の訳を当てたのだ。
……突然当てられた工藤の頭には、【???】が浮かんでいるのがよく分かり、笑えた。
終いには……、
「ぱーどぅん?」
となんとか言った工藤に…………、クラスメートは爆笑だった。
結局、代わりに違う人が当てられ、時間は過ぎていったのだった………。
ーーー…ーー‥-
[*欠月][満月#]
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