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空にうつるもの






翔らしいというか、なんというか………。








『はぁ……。




あの日に関しては、翔の助けになったなら後悔してないし……。






それはもお、病院でも言ったろ?












噂に関しては、周りが勝手に広めたものだ……。






噂ってまわるの速かったりするしな。







そんなに噂になっているなら…………、一緒に名前が出ている、【銀の雫】が俺をほっとけないのもなんとなく分かる。








あんまり自分を責めるなよ、翔。』






うっと翔が呻いた。








「お前はほんと、お見通しだよな。……………ありがと。」







『おう。翔がいつまでも気にしてると、俺までどうしていいが分からないからな。





どちからといえば、ドンッと構えてくれてるほうがいい。








……ところでいつ行けばいいんだ?』






沈んだ顔から笑顔が見え始めたとこで、聞いてみた。






「出来れば近いうちがいい。………今日の放課後は暇か?」






『時間ならあるよ。』










「なら、今日でもいいか?」




『了ー解。』






「ああ。」





そして、昼休みは終わった………。










さて、放課後はどうなるやら………。








[*欠月][満月#]

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