空にうつるもの
3
首筋を汗がつたう…。
動いたので少しあつい。
体に疲れを残さないために、ストレッチをして、筋肉をほぐしはじめる。
やっぱり、当分やってないと鈍くなってくるな。
『暇をみつけてやるか。いい運動にもなるし。』
そう心に決めて、汗を流すため…、脱衣場に向かった…………。
ーー・・・ーーー・・ー
ーガヤ ガヤ ガヤ
『え〜っと。ノートも買ったし…、ペンもあるだろ。あとは…………。』
…………。
シャワーを浴びたあと、学校生活に向けて、いろいろ買い揃えにショッピングモールに来た。
バスを使っていけば簡単に行ける場所にある。
この辺のことをパソコンで調べていたら、みつけたのである。
一気に買うと荷物が持ちきれないので、とりあえず今日は、文房具など買った。
だいたい買った後、CDや服などを見ながらぶらぶらしていたが、一通りまわると帰った。
バスから降り、気づいたら昼過ぎ。
また近くのコンビニにで簡単なものを買い、昨日の道を歩み始めた。
あの土手に向かって…。
ーー・・・ーーー・・ー
しばらくすると、土手の近くの道路に出た。
もう少しするとあの場所だ……。
そして………、
……あの男がいた。
変わらない場所。
変わらない背中。
変わらない目線。
今日も空を見ている…。
俺も変わらず、昨日の場所へと足を向けた……。
[*欠月][満月#]
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