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空にうつるもの




首筋を汗がつたう…。



動いたので少しあつい。



体に疲れを残さないために、ストレッチをして、筋肉をほぐしはじめる。



やっぱり、当分やってないと鈍くなってくるな。



『暇をみつけてやるか。いい運動にもなるし。』



そう心に決めて、汗を流すため…、脱衣場に向かった…………。




ーー・・・ーーー・・ー




ーガヤ ガヤ ガヤ



『え〜っと。ノートも買ったし…、ペンもあるだろ。あとは…………。』



…………。


シャワーを浴びたあと、学校生活に向けて、いろいろ買い揃えにショッピングモールに来た。



バスを使っていけば簡単に行ける場所にある。


この辺のことをパソコンで調べていたら、みつけたのである。



一気に買うと荷物が持ちきれないので、とりあえず今日は、文房具など買った。



だいたい買った後、CDや服などを見ながらぶらぶらしていたが、一通りまわると帰った。



バスから降り、気づいたら昼過ぎ。



また近くのコンビニにで簡単なものを買い、昨日の道を歩み始めた。




あの土手に向かって…。



ーー・・・ーーー・・ー



しばらくすると、土手の近くの道路に出た。




もう少しするとあの場所だ……。





そして………、





……あの男がいた。





変わらない場所。



変わらない背中。



変わらない目線。




今日も空を見ている…。



俺も変わらず、昨日の場所へと足を向けた……。




[*欠月][満月#]

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