na mi da
ひとりぼっちになるとき
しあわせわからなくなる
感覚が消えていく
ひとりぼっちになること
こわくなくなるなんてこと
あるはずないのに
そうなったつもりになる
やさしくそっと
うたえるように
ときどき確かめて
鏡にそっと
かなしみ巡らせよう
もう温度さえ こちらに届かないの
呼吸さえ 忘れてしまいたい
こわいゆめ
みた朝も
誰もいないし
みえないときは
そっとおのれの温もり
だきしめよう
流した涙はきっとそのうち
自らの肥やしになるはずと
fin.
あとがき
→昨夜のわたしの思考
20080818 SAYA
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