☆Sub☆
◇◆◇19◇◆◇
「あ、慶か...」
そこには、僕の友人の1人である佐藤慶(サトウ ケイ)がいた。
最初見たとき、まさかコイツまでいるとは思っていなかった。
お兄さん方の中には、よく見ると見知った人物も多かった。
コイツ・佐藤慶もだが、友人づきあいをしていた者や一言くらい言葉を交わした者、2,3人教師も混ざっていた。
どうしたんだろう...
と、話を聞くうちに分かってきた。
僕の『友人』になりたくて慶達に頼んだことが。
そして今、その人達と某所(場所は教えてくれなかった)で飲み会のようなゲーム大会をしている。
「勇くん、何か飲む?」
そう声をかけてきたのは斗真さんだ。
あの準ストーカー行為がこのゲーム大会の為だったとはいえ、いまだに引きずっている。
苦手だ。
思わず、慶の後ろに隠れてしまった。
「い、いりません。」
「えっ!?ちょっ、何!?」
何故か慶は顔を真っ赤にし、ワタワタしている。
どうしたんだろう...
しかも斗真さんは
「妬けるなぁ...」
とか意味不明なこと言ってるし!
その時、
「イサミ!!」
と扉を開ける大きな音とともに、馴染み深い声が...
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