麗諒戦闇
拍手第3弾。
拍手お礼(3)
今回は月夜の仕事中に起きた出来事です。
〜華月の災難(1)〜
こんにちは。
僕はご存知の通り、月夜の月姫をやってる上総 華月。
今日は仕事中に変な人に会っちゃったんだよねぇ…
いや、何が変な人かって言うと…
ストーカーされてるっていうか尾行されてるっていうか…
しかも撒こうとしたら着いてくるし…
ホントに勘弁してほしいなぁ。
今だって物陰から写真を…って写真…撮られたらダメじゃん。
取り敢えずメモリーカード折ってこよっと。
×××××
後ろを振り返り声を掛ける。
「ねぇ…そこのアンタ…」
「…それは僕の事かな?」
「ここにアンタ以外の人なんていないでしょ。
単刀直入に言うけど…カメラ渡してくんない?」
「なんで?」
「…ずっと着いて来てたくせに…理由はわかってるんじゃない?」
僕は男を睨み付けるようにして見上げた。
「…バレてたんだ…」
「僕達を甘く見ないでくんない?そんなのすぐわかるんだから。」
「…じゃあ写真撮ってたのもバレてるわけか…」
「…カメラ渡して。」
僕はカメラに手を伸ばす。
男は諦めたように肩を竦めてカメラを渡した。
中のメモリーカードを取り出して真っ二つに折った。
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