麗諒戦闇
意地悪されてる?
「大樹大丈夫?」
「ああ。大した事ないらしいしな。」
着替えを済ませた大樹は、いつも通りで、なんか考えてたのが馬鹿みたいに思える。
てか着替えってどっから…
「着替えは届けさせたんだよ。」
「へ?」
「なんか気になるような顔してたから。」
…俺って顔出やすいのかな…?(汗)
「って…やっぱ金持ち学校じゃん…」
「そうだな。ここは金持ちばっかいるし。」
保健室を出て、廊下を歩く。
授業が始まっているからか、通った場所に生徒はいなかった。
「華夜はこの後どうしたい?授業出たい?」
「…うーん…最初からサボるのもなぁ…授業受けるよ。」
「そうか。
じゃあさっきのは出席になるようにしておくな?」
…生徒会ってそんな事も出来るんだ…
「うん。
大樹はどうするんだ?」
「生徒会室行って仕事する。」
そっか。
大樹って生徒会長だもんなぁ…
凄いな…
×××××
結局大樹に教室まで送ってもらった。
教室の皆は凄い顔してたけど…
しかも教室に帰って来たばっかなのに、大樹が生徒会室行ったら問題解けとか言われたし…
「…わからないのか?」
今は数学。
教師は最悪。
コレは高校の問題じゃないじゃん。
大学レベルだし。
いや、わかるんだけどね?
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