麗諒戦闇
無自覚も困りもの。
―大樹side―
華夜可愛すぎだろ!?
あー…絶対今顔赤いわ俺…
格好悪ィな…
しかも紫蘭のヤツ…なんで華夜達といるんだよ…
紫蘭には出来れば会いたくなかったな。
紫蘭ってのは…
俺がいる族チームと敵対している族で、ここら辺ではNo.3の所だ。
しかし何故コイツと華夜が知り合いなのか…
気になる所だな。
まぁ紫蘭には彼女がいるらしいからいいが…(和季…カズも華夜といる華月ってヤツに惚れたらしいし。)
例え変装しているとしても、華夜の場合は笑ったら意味がない。
それなのに無意識に笑うからやっかいだよな華夜は…しかも自分の容姿に無自覚で、俺の気持ちにも気付いてねぇし。
偏見がないと言っていただけいいかもしれないが、フラれたら俺は絶対に落ち込むだろう。
「…俺の笑顔気持ち悪かったかなぁ…」
華夜が呟く。
…そんなわけあるかっての…(汗)
「心配ないて華夜ちゃん。
会長さんは華夜ちゃんの笑顔が可愛すぎで…もがもが…」
俺は紫蘭が余計な事を口走りそうになったので紫蘭の口を塞いだ。
「華夜は気持ち悪くなんてない。
さっきのは…気にすんな。」
俺は先程の弁解をする為、華夜の方へ体を向けた。
―大樹Side―END
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