麗諒戦闇
酷い…(泣)
…いや、別にそんな力説しなくていいし。
はっきり言ってノロケ聞きたくない。
うん。
「華夜！会長の前で首傾げちゃダメ！！」
…はい？
華月は一体何を言ってるんだ？
「俺首傾げたっけ？」
俺は首傾げた覚えないんだけどな…
「今も傾げてるよバ華夜！！！」
∑バッ…バ華夜！？
「華月…酷い…」
あ。
つい涙が…
「あ～姫ちゃんが華夜ちゃん泣かせたで～？」
「おい榊…(汗)
お前煽ってどうすんだよ…」
「華夜泣かせてんじゃねぇぞこの腹黒。(怒)」
「姫のせいじゃないよ～
ここに大樹がいなければよかっただけじゃん。(黒笑)
ねぇ姫？」
「…離せ変態…(怒)
泣かないでよ華夜…(汗)
ホント冗談だからさぁ…」
上から蘭、真琴、大樹、和季先輩、華月の順だ。
大体蘭もなんでそういう事言うかなぁ…
…和季先輩も…(汗)
今のは泣いた俺が悪いし…
「…ぐすっ…ホントに華月に嫌われたかと思った…」
「大丈夫だよ嫌ったりしないし。
それにバカっていうのはこういうヤツの事を言うから。」
華月が和季先輩を指差した。
和季先輩は華月に言われると
「酷いよ姫…僕泣いちゃうからね？(泣)」
と泣き真似を始めた。
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