麗諒戦闇
ガシッと。
「無視せんどいてーや華夜ちゃん？(笑)」
「ちゃん付けすんな！！！」
クラスメイトと葉月先生が俺と俺の名前にちゃん付けして呼んだヤツに向けられる。
…華月まで驚いてこっち見てやがる…
「でも消えたはずのお前がなんでここにいる？」
突然、蘭の眼光が鋭くなり、俺を睨む。
「そ…れは…」
何故ここにいるかは俺が聞きたい。
この紫色の髪にアクアマリンみたいな瞳の男は榊 蘭。
俺が組織にいた時、姉さんと付き合ってた…うん…まあそういう事だな…。
今でも付き合ってるかは知らないけどな…
多分俺に怒ってるのも大半は姉さんの為だろ。
「…お前…華蓮泣いてたんだぞ！？」
…やっぱりな…
「蘭…エセ関西弁取れてる…しかもその姉さんバカ直せよ！！！」
………。
「はぁ？」
「へ？」
「どういうこと？」
「エセ関西弁だったのか…」
色々な声が教室を飛び交う。
華月は俺の方へ真っ黒い笑みを向け…ヤバッ！！！(汗)
どうしよう…
シ バ か れ る ！ ！
ＮＯ〜〜〜〜〜！！
取り敢えず俺は逃げようかと思っ…
ガシッ…
無理だった〜(泣)
華月に腕を掴まれてしまいました…
［*←］［→#］
[戻る]
[小説ﾅﾋﾞ|小説大賞]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
