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麗諒戦闇
知り合いとバッタリ。

「取り敢えず自己紹介しろ〜…(汗)」

葉月先生がビクつきながら俺と華月に自己紹介をするよう促す。

「上総 華夜です…(汗)」

「上総 華月。(怒)」

さっき落ち着いたばかりの華月にはこれだけで刺激になりうる。

もちろん、また暴れそうになっていたが、今度は黒い笑みを浮かべることで抑えたらしい。

華月らしい。

けど…やっぱり怖いのかクラスメイトは無言だった。

葉月先生もそれ以上趣味を言えなどとは言わなくて俺達は席に向かった。

「華夜!!こっちこっち!!!」

誰かが手を振っている。
しかも、もの凄く笑顔で。

「あれ…真琴!?」

「隣だよ〜!」

俺の席は廊下側の一番後ろの席だった。
そして隣は真琴のようだ。
だから笑顔を向けていたらしい。

俺の前の席が華月で、その隣が…

…見るのやめた。
悪い予感しかしないし。

「アレ?
もしかしてアンタ隣なんか?」

…華月は嫌悪するような眼差しで隣の紫髪を見た。

今の華月に向かってこんな問いかけするなんてな…

「何か文句でも?(黒笑)」

「いんや?
ただ華夜っつーヤツが隣やと思っとったからな。」

…余計な事を…(汗)
しかも名前知ってるって事はやっぱりアイツか…



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あきゅろす。
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