[携帯モード] [URL送信]

麗諒戦闇
華月の暴走(汗)

「上総 華夜と上総 華月〜。
入ってこ〜い。」

「はい。」

「は〜い。」

考え事ってすぐに時間経つよな…
現に今、考え事してたらすぐに葉月先生に呼ばれたし。

…なんでこんな伸ばして言ってんのかは知らないけど…
…華月も。

てかオタクが『は〜い』って…
それどうなの?

とりあえず俺達は中に入った。

そしたら、予想はしていたものの、凄い罵声と蔑みの声が…

「オタクかよ…」

「マジないんだけどぉ〜」

「キモッ。」

「萎える〜」

「二人共キモいとかマジ最悪なんだけど…」

「しかも名字同じかよ…」

もちろんそれに対し華月が黙っているわけもなく、大声でクラスのヤツ等を黙らせた。

「うるっさい!!!黙れ!!!」

生徒を黙らせようとしていた葉月先生もコレにはビックリしてた。

一瞬の内に教室内は静かになる。

「…か、上総 華月の方…ちょっと落ち着け…(汗)」

葉月先生は華月にビビりながらも説得を試みる。

しかし華月は葉月先生に向かってにっこりと笑うと、

「嫌です。」

と思いっきり笑顔で言った。

その後、何とか俺と先生が華月を宥めて、やっと華月の暴走は収まった。

けどさ、ホントにやめてくれよ…(汗)

正体バレたらどうすんだよ…



[*←][→#]

2/52ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!