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麗諒戦闇
部屋にて。
数分後、部屋に到着した俺達。

鍵は大樹がマスターキー使ってくれた…てかそんな事に使っちゃっていいのか?
だいたい鍵って…カードキーかよッ!!!

どんだけお坊っちゃまなんだこの学校!!!(いや…正確には学園全体)

部屋の番号は…
なんでも生徒会の会長と副会長には編入生の情報が筒抜けらしい。
だから部屋の番号も覚えてたらしく普通に連れてきてくれた。

もう有り得なさ過ぎてポカーンって効果音付きそうな顔しちゃっただろうが!!!(いや…それ誰のせいでもないけど…)

ちなみに俺と華月のカードキーは今和季先輩が取りに行ってくれてる最中だ。
ついでだしなんか学園のわかんない所聞いとくか。

「なぁ大樹…」

「ん?何だ?」

「ここってさ…外出出来んの?」

「出来るって言ったら出来るけど…外出届けが必要になるな…」

大樹と話していると、何故か後ろで黒いオーラと殺気を感じた。
後ろを見てみると案の定華月だった。
俺何かしたっけ?

「甘いオーラ出さないでくれる?」

突然華月が発した言葉に俺は頭がついていかなくて、ポカンとしてしまった。

てか甘いオーラって…

しかも言ったあとに華月は大樹の近くに座ってた俺を引き摺って抱き締めた。

一体何がしたいんだ?
しかもなんで殺気とか出ちゃってんの?(汗)

謎だ…謎の生命体華月になっちゃうんじゃね!?(←バカ)

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