麗諒戦闇
腹黒二人。
意外と僕の勘は当たるんだ…まぁ華夜程ではないけど…
「ねぇキミちょっと髪を上に上げてくれる?」
「僕にはちゃんと名前があるんですけど?」
にっこり笑う金髪…いや、紅蓮という族チームの副総長…カズ。
変装がバレそうになっている為、必死に話を逸らそうとする僕。
紅蓮の副総長は月夜っていう二人組の“月姫”の方を探しているんだ。
まぁその“月姫”って僕なんだけどね…(汗)
もう一人の“夜”って呼ばれてるのは華夜。
ただバレると何をされるかがわからないから逃げてるんだ。
月夜は何でも屋。
でもやっぱ殺しとかは受け付けないけどね。
だって僕達殺しなんてやった事ないし。
それにやりたくもないじゃん?
喧嘩するにしても殺してはいないよ?
ってゆーか喧嘩と言うより僕と華夜がナンパされて、それにキレてみたいな流れになっちゃうんだよね〜いつも。
出来ればナンパとかウザいからしてほしくないんだよね(怒)
だいたい僕達男なのに何で同性に迫られなきゃいけないわけ!?
あ〜なんか思い出したらムカついてきた!
「おい!
話聞いてんのか?」
あれ?
話し掛けてたんだ?
気が付かなかったよ(嘲笑)
「聞いてませんでしたよ(嘲笑)
それと地が出てますよ?先輩?(黒笑)」
「なッ…!?」
僕がそう言うと先輩は驚いたようにこっちを見た。
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