麗諒戦闇 息切れしてるし(笑) それから数十分ぐらい俺と華月、それから真琴は説明を受けていた。 「まぁこんな所だな。質問は?」 説明をしてくれた恭一さんは少し息が切れている。 話す内容がもの凄くたくさんあったから当然だけど。 でも全部言い切ったのは凄いと思う。 説明する速度が速すぎて俺の頭は絶賛混乱中だけど。 「…わかんないことあったら真琴に聞くよ。」 華月の言葉に俺は頷いた。 「それがいいかもな。 じゃあ村上さん、寮を教えてやってくれるかな?」 「え?寮って真琴も一緒なんじゃないの?」 普通なら寮が同じはずだ。 さすがに男子の部屋とは分けるだろうがまさか寮が別なんて… 「もしかして寮とかは別なの?(汗)」 華月が呆れたように恭一さんに聞く。 「うん。」 うわ…恭一さんニコニコして言いやがったよ… しかもなんか華月はブツブツ言ってるし…(汗)壊れたか? 「時間ないから早く行こうぜ。」 外を見ると暗くなりかけていた。 俺は頷くとトリップしている華月の背中を押して外にでた。 「ほら華月行くよ。じゃあね恭一さん」 「遊びに来いよ華夜、華月〜」 それから真琴に道を教えてもらい、寮の方へ華月を引っ張っていった。 [*←][→#] [戻る] |