[携帯モード] [URL送信]

麗諒戦闇
お弁当…ねぇ…

「さて、真面目にどうしようかな…」

キッチンに立って考え込む。

「華夜ー、食器片付けたよー」

「うん、ありがと華月。」

事の始まりは、華蓮と真琴の帰り際の一言。

×××××

「…今夜はフレンチにしよう
かな…どう思う?華月。」

「フレンチかぁ…いいんじゃない?
デザートどうしよっか。」

帰り道に、華月と夕飯を決めている最中。

「「いいなぁ…私(俺)も食べたい!!」」

と、華蓮と真琴が声を揃えた。

「…でも、お互いの寮って入れないよね…」

残念ながら、男子の寮に女子は入れないし、女子の寮に男子は入れない。

「「うっ…そうだった…!!」」

落ち込む二人に、蘭から声が掛かる。

「華夜ちゃん達なら入れると思うで(バレないと思うし)。」

それは何か?
俺達が女顔で、身長が低いと言いたいのか?

「「心の声が駄々漏れなんだよッ!!」」

バキッ。

「ぐはぁっ!」

という訳で蘭は成敗。

「…そうだ、お弁当とかはどう?」

華月が思い付いたように言う。

「それなら大丈夫だね、昼休みに屋上に行けばいいし。」

確かにお弁当なら、学校で食べるから皆で食べられる。

「華夜!明日お弁当作ってきて!」

「俺も二人が作ったお弁当食べたい!」

「…うぅ…わかった…けど味は保証しないからね…(汗)」

「頑張れ華夜☆」

華月…手伝わないつもりだ…(泣)

×××××

って事があったんだけど…

何を作ろうか悩み中なんだよね…

うーん…


[→#]

1/5ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!