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鬱病伝説降臨!の巻〜






体育が終わって、次の時間が英語だと分かった私は、すぐさま屋上へ逃げたわ。
もし眺めが綺麗なら、そのまま地面へ向かって落ちるのもいいなって思ってた。


でもね、開いてなかったの…鍵。
ここまで来るだけで息切れしてる私の身にもなってよ。




教室へ戻ると、授業が始まっててみんなの視線を受けたわ。



全員呪う。




「オー!DOしたのデスカ?ミス.ウツボてぃん??」


死にさらせやこの金髪ダメ男。
あまりのウザさにこう言ってやったわ。


『何でもないDEATH。』



それが呪いの始まりだとは知らずに、金髪ダメ男は授業を再開しだしたの。ざまぁみろ。



私も気にせず席へ向かってたら、私の目の前に消しゴムが落ちてきたわ。

何か面倒だって思った。
そういう場合って、誰もが人目を気にして拾ってあげるもんだって勘違いしてる人っているじゃない?

現にこの、消しゴムを落とした地味な野郎は、私と消しゴムを交互に見据える。


拾えと?私に拾えと言うの??



よく見たら隣の席だったし、まぁ今回は仕方ないかって思った。



だからとりあえず

消しゴムを踏んどいたわ。


 

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あきゅろす。
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