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翼をください。
きみのうた




見覚えのある風景。


夕焼けに染まった教室が並んでいる。




―――そうか、僕は夢を見ているんだ。





僕は一番奥にある自分の教室を目指して歩く。



近づくにつれて、教室から聞こえる声が耳に入ってくる。



とても綺麗な歌声だった。



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