小説
マドンナの狂怖! 9
「…それで、裏の組織がどうしたんですか?そんなのただの迷信に決まっています。何か害が起きたわけでもあるまいし…馬鹿馬鹿しいです」
「ウッホウッホウッホッホ」
ゴリ子は愉快そうに笑っている
…不気味だ。
「ねぇメガネちゃん?湾岸戦争が起きたのはいつ?」
っは!
それなら俺にも分かるぞ!!
『11月7日だな☆』
「1月17日ですね。」
うぉおメガネめぇぇ…
何故俺が言い終わるのを待ったのだぁあ
「そう。1月17日。じゃあその数字を足して。1+17…そしたらどう?18になったわね!ウホッ♪」
「ふ…ふんっ」
「それだけじゃない。お金よ。まず二千円札を加えた弊紙だけ足してみると、18000円…ほら、18が入ってる!そしてコインの方は…“666円”になるでしょう?ウホホ」
こ…こえぇぇ…
「因みに何故か日本のお札にも某秘密結社のマーキングがされているらしいわ」
ああ…もう、お金使えねーよ。
なんか怖いよ…………中島ぁー助けてくれぇー!
あ、呪われてるんだ。
やっぱいいや!
「そ、それだけでは裏の組織がいるなんて思えませんね!」
「ウホ、まったく頑固ね。じゃあ、日本の代表的なAMラジオの周波数…それを一つ一つ足すと、全部18になるそうよ」
ああ、もうこれ裏組織動いてるよ…。
1-8も世界的有名になるよ…何らかの事件によってさ…
笑えねぇよおおおお!!!!;
「それだけじゃない、関東のラジオも18という数字が浮かび上がってくるそうよ…ウホホン」
「なっ…で、でも…18にならないのだって…ありますよ!」
「そうよ。でもそれは“999”なの。ウホッ…それをひっくり返して考えて?ほら、“666”になっちゃったわよ?ウホホホホホホホホホホホホホホホホ!!」
「くっ…」
え、メガネが黙った…?
嘘、言い返してよ…こんな終わり方……怖ぇえよぉおおお!!;
――ガラガラ
…え?
誰かが教室に入ってきた。
そのピコピコとした足音はどんどん俺らの集まりの方へ向かってくる…。
ま…まさか…
もう、裏組織が俺らを…消しに来たのか!?
これはもう呪いというより、計画って訳か。
そして“ソイツ”は言った…
「おーい授業始めんぞー」
主将ぉおおぉぉぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!
因みに30分遅刻ッスよ!
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