小説
マドンナの狂怖! 7
――次の日
俺はいつも通り学校へ向かう。
だが、何かがおかしい…
何かって何かって?
ふっ…奴さ。
奴はいつも眼鏡をきらめかせ、バット片手にやってくる。
それなのに…
中島ぁあ!!
何で今日はいないんだよぉおおおお!!!?;
べ、別に待ち合わせとかしてる訳でもないし?
中島を待ってやる義務もないけど?
…メール。そうだ、メールをしてみよう!
『中島どうした…と』
俺が学校へついた頃、中島から返信がきていた
急いで返信を見てみる。
『なん…だと…。』
未だに信じられない…。
あの中島が…熱、だと?
今まで無遅刻無欠席だった中島がこんな時に熱を出すということは…
呪いだ…。
これはきっと、昨日ゴリ子が呪いをかけたからなんだ…
憂鬱な気持ちで教室に足を踏み込むも、またもや雰囲気がおかしい
「あ。磯野おはよう…中島くんは?」
『お…おお。中島は風邪らしいぜ』
「ふーん」
『それよりこの異様な雰囲気は…』
神はつき離すように「さぁ」と言って廊下へ行ってしまった。
何かアイツも変…だよなぁ?
俺は異様な雰囲気の原因の元へ行った
『よぅゴリ子』
「…ウホホ」
周りのみんなの顔は今日も青ざめている
「みんな呪われてしまえばいいのよ。ウホホ…いや、もう呪われているわよねーウホホホホホッホホホホホホホホホホホ」
こ…怖い;
中島の一件もあり余計俺に恐怖を…いやいや、魔王の俺に対しての挑戦を感じるぜ!!;
『く…くっくっ!この俺がビビるとでも思っ「黙れエセサタンめ。」
ご…ゴリ子、さん…?
「このクラスは呪われてるの!ウホッざまぁみろざまぁみろ!!!」
「な…何で呪われてるなんて言えるんですか?ば、馬鹿馬鹿しい。」
そう言うメガネだが、顔が真っ青だ。
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