小説
文化祭伝説! 11
さーて何を買おっかなー
なぁんて考えながら家を出る
『行ってきまー……ぇ…?』
俺はその光景を見ただけでピクリとも動かなくなってしまった
「遅い!練習時間はとうに始まっているんだぞ!?甘ったれんなぁあ!!」
なんと玄関の前には バットとグローブを手に鬼と化した中島の姿が…そう、鬼中島がいたのだ…!!
つか、約束とかしてなかったはずだが…?
『あのー…中島?;』
「休日は野球練習と決まっているだろ馬鹿者!!」
いや、お前にとっちゃ毎日だろ
え、てか明日もやるつもりかよw
なんて 普段言える事がこの鬼中島の前では言えなくなる
『お…おっす!すみませんっしたぁあ!!』
「おら!さっさと走ってグラウンド行くぞ!!今日はまずグラウンド50周からだぁあ!!!!」
『う…!?;ぅおをぉおいっっっす;;』
こうして俺の貴重な休日は鬼中島によって潰されたのだった…―――。
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