小説 砂座江伝説! 3 「何か閃いたか暇人。」 『お前も暇人だろが!; あのなあのな!砂座江高校の伝説を調べて解き明かそうではないかっ!!』 「「却下。」」 『何故だぁああああああああああああああああああ!!?;』 このクソ暇な時に、何故それを拒否するんだ!?; 「だってぇ、呪いとか怖いしぃ…。」 バットとグローブもったお前の方が怖いよ。 「めんどい。」 はい全否定きた〜 『よし、じゃあじゃんけんで勝負だ!俺に負けた奴は俺と一緒に解き明かし、俺に勝った奴は見逃してやる!!』 「また勝手なぁ…。」 「…………。(勝負はなんとなく目に見えてるがな。)」 『は〜い、じゃーんけーん ぽんどりゃあああああ!!!!』 …―――― と、言うわけである。 『だって、俺がホントに呪われたりしたらどうするのっ!?』 「え、別にぃ?」 「埋葬してやる。」 コイツら…! 『で、でもさ、そもそも砂座江高校の伝説なんて知らないしな!』 「そう言うと思って。」 『へ?』 「さっき磯野が回想していた5分間くらいにクラスの数人に聞いた。ほら。」 そう言って砂座江伝説が書かれたメモ帳を渡される。 用意周到すぎじゃねってか回想そんな掛かってた!? 俺って回想してる時意識失うのまさか!!?; 俺は手帳に目を落とすとため息を着いた。 そして俺の、砂座江伝説解明奮闘の日々が始まった …――――― [*前へ][次へ#] [戻る] |