小説
文化祭伝説! 9
「でも何だか悪いなぁ…」
!!
言ったれ中島!
「いいんです中島くん。それに野球の練習もしなくてはならないでしょう?」
「まぁそれもそうなんだけどさぁ…早く帰って、素振り1000回した後バッティングセンター行って計500球ヒットあてなきゃ、そして家帰って今度は投球練習しないとだしなぁ……それに投球練習でストレートは160kmくらい軽く出せるようになりたいし消える魔球の練習もしなくちゃなぁー…フォークもあのままじゃ全然ダメだ!!なんだあのフォークは!まだまだフォークとは言えんな!!なめとるのか俺は!!!馬鹿野郎!ちくしょうちくしょうちくしょう!!!!…あ、でも全然平気だよー」
辺りが静まりかえる
なっ…なんだったんだ……今の…。
俺は…いや、俺達は確かにみた!!
本物の、鬼を…。
「…わ、私も疲れているのでしょう…。私も帰るので皆さんも気にせずお帰りください……。」
「…うん…。」
『そ、そうしよっか…。』
みんなの言葉に パァッと中島の表情が晴れた
「本当ぅ!?よかったぁ」
こうして俺達は鬼のおかげ…もとい、中島のおかげで皆で帰ることができたのだった
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!