小説
休日パラダイス! 3
『よし、じゃあグッパーで決めようぜ!!』
「え、グッピッパって言わない?」
『え、マジ!?』
「俺はグッチョッパだったけどなぁ?」
『なんだそれ!?マジか!』
てかどうでもいいよ今www
『まぁグーかパーで分かれるからグッパーでいくぞ!グーゥッパッ!!』
見事に分かれる。
中島と神がグーで、俺がパー。
「あれ、グッパーの合図じゃないじゃん。何?グーゥッパッ…て?」
「俺も分からなかったよぉ;」
あれ、もしかして俺悪い感じ?
『まぁまぁ!綺麗に分かれたしいいじゃねぇか☆』
「まぁねぇ…。」
「仕方ない。中島くんのお守りでもしてあげるか。」
「俺ってそんな手ぇかかるのぉ!!!?;」
そんなこんなで、俺らが乗る番がやってきた。
『いやぁ…なんか緊張するよな、こういうのって!』
「そう?」
「実は怖いんじゃないのかぁ磯野ー?」
『ばっ、んなわけねぇだろ!!』
ただ足が少し震えてるだけだよ!!!!
――ピーッ
「それでは発射しまーす!行ってらっしゃーい♪」
アナウンスと共にジェットコースターは動き出す。
え、嘘。めっちゃ高いんだが…!たっけー!!
ひょーーい、たっけー!!!!
「うわぁあ!俺ぇ、高いとこって駄目なんだよねぇ…」
「その割にはジェットコースター乗りたがってたね。」
「高いのは駄目だけど落ちるのは平気なんだぁ;」
中島の軟弱者め!!!!
長年の付き合いで、はじめて中島の弱点を見つられたぜ☆
と、その時!
コースターはガクンと動きを変え、一気に下降する!!
俺は目の前が真っ暗になった……。
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