小説
休日パラダイス! 2
―――そして次の日
やってきたぜ遊園地!!!!
姫さん、こんな良さ気な遊園地の券をありがとうございます!!
いやぁそれにしても…
「…む。何?」
『べっつにぃい〜☆』
私服の神はなかなか珍しい!
中島のはもう見飽きてるけどな!!
『お前、私服はまだ女っぽいな!』
「どうゆー意味だ。」
「ねぇねぇ、最初どこ行くぅ?絶叫系は全部まわりたいよねぇ!」
中島よ…お前が休日にこんな顔を見せるのはいつぶりだろうか……。
「いいね。あとお化け屋敷も行こうよ。」
そう言って不適な笑みで俺を見る神。
『仕方ねーな……怖がる中島が可哀想だが行ってやってもいいぜ時間があればなぁ!!』
「怖がってるのはお前だろぉ!!?;」
そして、俺達はジェットコースターへやってきた。
『さぁて乗るぞ乗るぞ!』
「結構並んでるねぇ…。」
『あ!座り方どうすっか?』
「え。君達二人で座ればいいじゃん。」
そう神が言う。遠慮してんのか何なのか…。
いや、コイツが“遠慮”なんてもんをする訳がない!!
くっくっく…まさか神め……。
『お前、照れてんのかぁあ?』
「はぁあ?」
『男二人に囲まれて遊園地なんて少し恥ずかしいんだろ?なぁなぁそうなんだろ??』
ニヤニヤを隠せずにそう言うと、神はいつもの調子で言いきった。
「アンタらを男だと思った事はない。」
『え、女!?俺らって女!!?』
「うわぁ…考えるだけで吐き気がするよぉ…磯野の。」
『自分はいいの!!?;』
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