小説
中二病見参! end
…――― 7時15分
俺は顔を洗ってから台所へ向かう
テーブルの上にはカレー(俗に言う昨日の夕食の残り)とコーヒー
何という組み合わせかと思いながらもカレーを一口食べる
『ごふっ…!?か…かれぇ……ちょっ、これちゃんと昨日食べた俺の甘口カレーの方!?何か色的に違うと思ったら…』
おかんも間違えに気付きすぐ取り替えにきてくれた
ったく…
朝の俺はちと機嫌が悪いんだぜ?
口内が辛さでいっぱいだ
その辛さをまぎらわすのはやはりコーヒーであろう
俺はコーヒーを口へ含んだ
『ごばぁっ!!;…ちょっ、おかんっ…!砂糖…砂糖足んないよこれ!!』
「あら?ちゃんと入れたわよ?二つ…『少なすぎる!!』
『まったくコーヒーには砂糖最低5個必要って何回言えばわかんのかなぁ…まぁ俺は大人だから?別に怒ってないし砂糖もいらないけど?でもほらたまにさぁ…ほんとたまーに気分を変えたい時だってあるわけじゃん?そうゆうところをちゃんと考慮してほしいってゆうか?つか何年俺と一緒に暮らしてきてんのさ…いい加減分かってほしいんだけどなぁ…あ、まぁほんと根に持ってるわけじゃないんだけどさぁ…』
軽くそんな事を言いながら、俺はリッチに角砂糖を入れていく
そして今日も、コーヒーを飲んで俺の伝説が始まるのだった ―――…。
END
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