ネタの収集がつかない
*雨の降る日は
ザァーッ
降り止まない雨。
降水量が半端じゃない勢い。
何故、雨の降る日はこんなにも憂鬱になるのだろう。
朝眼が醒めると、一番最初に耳に入って来た音は雨が降っている音。
いつもならこの時間体の空は明るいのに、今日は一段とドス黒い空。
見上げるだけで憂鬱だ。
何故雨からこんな思いをしなければならない。
雨の日は嫌いだ。
全ての音を遮断してしまうから。
私は彼の声を聞きたいのに。
雨は
彼の甘い声を遮断する。
ヤっていても声が雨や雷の音で消えてしまい、その音に負けないくらいの声を出させてやりたくなる。
「ぁあッ…!!ふっ…ふぁっあ!!!!」
「ねぇ、ディムロス。もっと声を聞かせて下さいよ」
そのコエで
私の心をもっと満たして
「イクティッ…、あ、あーッ!!!!」
甘いその声が、私を満たす。
心の奥迄……
fin.
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