エロスが降臨しない件
*欲求と云う名の愛
ジェイドが旅から久しぶりに帰って来た。
何ヶ月ぶりだろうか。
顔を見た途端に抱きつきそうになった。
「失礼します」
「ジェイド……」
ジェイドが俺の私室に来た時は嬉しくてしょうがなかった。
「いきなり抱きつかないで下さいよ」
「会いたかった」
ギュッーと抱き締めるとジェイドも締め返してくれた。
「私だってアナタに触れたくて仕方ありませんでしたよ」
俺の胸元に顔を押し付けるジェイドが可愛くて、思わず口付けた。
「んっ……」
そのままベッドに押し倒してやった。
「んぁッ…!!あぁ!!!」
「…っ、今日はよく鳴くな…ジェイド…ッ」
いつも以上に敏感なジェイドの耳元で、低く呟いてやる。
「ひぁッ…!!!」
目を見開いて驚くジェイドがとても面白くて可愛い。
「旅のお陰で…お預けが…酷かった、から…なッ!!」
揺らしてやるとジェイドが面白い程反応する。
「ふ…っ、ぁッ、あぁ!!!」
いっそのこと……
このまま壊してしまおうか。
狂い踊り、俺を求めろ。
俺は、
此処に居る。
end
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