エロスが降臨しない件
*瞳の奥に(JP)
アナタの欲望にまみれた瞳が好き。
青く蒼窮の瞳が私を写す。
あぁ、なんて綺麗なのだろうか。
その瞳にもっと快楽を刻み込んでやろうか。
「ぅぁあ、あぁっ、ゃぁっ…!!」
「ピオニー」
「なん、だ…ぁっ」
「眼を開けて」
そう言うと彼は瞑っていた重い瞼を上げ、快楽に酔いしれる瞳をこちらに向けてくれる。
「ゃぁ、ジェ、ド!!も、やめっ…」
「私を見て」
突き上げながら彼の瞳を捉え、まるで吸い込まれるかの様に私は見つめる。
「ふぁ…ぁあっ、ぁぁあ!!」
彼の甘い声が、
欲望に満ち足りた瞳と躯が、
私の脳裏を焼き尽くす。
もっと淫らに揺れ動きなさい。
もっと私を、求めなさい。
欲望に揺れ動け蒼窮
fin
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