繚蘭学園 19 奥の方で脈打ち熱いものが注ぎ込まれる。 キモチワルイ。 キタナイ、キタナイ。 自分がどんどん汚れ、堕ちていく。 どんなことをされても智也を好きだったのに。 「あっ、……はぁ、ッ――。」 なのに…体はやっぱり嘘つきだ。嫌だと思いながらもそこからわずかな快楽を見つけては吐精する。 「なんだかんだわめいたってヤラれて感じてるんだ。」 「早くしろよ、変われッ。」 息を整えている間も代わる代わる男達に犯される。 「うゎ、出てきたよ…エロ…ッ。」 太ももを伝う白濁は途切れることはなかった。 もう、諦めるしかない。 この凌辱から早く終わればいいと思っていた。 「あ、いいこと考えた…。」 智也が真尋の携帯を奪うと誰かに電話を掛ける。 「…モシモーシ。…あぁ?キミ、先日はドモね。アハハ…、何?」 誰と会話しているのかわからない。ただ言えるのは、真尋の携帯のメモリに入っている人物にかけていることは間違いない。 一通り会話が終了すると、携帯を投げ捨てた。 真尋が智也を見上げると、口角をあげ鼻で笑う。 「ん?真尋の伏兵も呼んであげたよ。嬉しいでしょ?」 「…!!」 智也が電話していたのは弥尋だった。 見られたくない。この状況の汚い自分を隠したい。 泣きたくないのに涙が堪えようとしても止まらなくなっていた。 [*前へ][次へ#] |