繚蘭学園 16 ベンチに突き飛ばされ、足と手を押さえらる。ワイシャツのボタンが引きちぎられた。 鬱蒼と草木が生い茂り周りからは何が行われてるかはわからない。 「や…だッ…!やっ、…。」 真尋は震える声で抵抗しても人気もなく、あるのは荒廃した団地があるだけ。 助けはこない。 「白ッ、イイ身体してそうじゃん。」 制服をきた男の一人が白い胸に舌を這わせ、もう一人はズボンを下ろした。 「あ。ッ…ッ…んッ…。」 「フーン、さすが智也。よく躾てあるじゃん。」 「ハハハ…まあな。」 口々にいいたい放題いってのける。 嬲られる気持ちにもなってみろと思ってもそんなことはお構いなしに続けられた。 智也に唇を塞がれると裏切られたのにも関わらず反射的に舌を絡める。 「やだよ…、トモ…。」 「まだ俺のこと好きなわけ?」 「んぐ…ッ…。」 いきなり違う男の汚いモノをくわえさせられた。 「外人もそそるよな。…嘗めろよ。噛んだら碧い目、焦がしてやるよ。」 くわえ煙草の火種をチラチラ見せつけてくる。 恐怖と絶望。 胸で這う舌も気持ち悪くて仕方がない。 「いっ…っ――ッ。…カハッ…ッ。」 指が後ろに埋め込まれ、痛みに涙が溢れてくる。 思わず口にくわえていたものに歯をたててしまうと、激怒した男が顔を殴ってきた。 「躾がなってねえな。」 無表情で睨み付ける。慈悲など微塵もない。 「智也ァ、コッチも使ってイイ?」 視線が指のうごめく場所に感じるのがわかった。 [*前へ][次へ#] |