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リベンジ






「よし!行くぞピッコロ!」


「遅れるなよ、孫悟空!」



戦闘は続行され、今度は悟空とピッコロが同時に攻めがかかった。



ーーバシバシバシバシッ!!



凄まじい速さで攻撃し続けるが、二人がかりでも敵わない。


ただ小石や草が宙に舞うだけで、全てかわされている。



ーーシュンッ!



今度は二人同時に消えたように見せかけ、後ろから攻撃を仕掛けてみる。



「後ろ!」
ーードガッ!!




だが、すぐに見破られてしまい、悟空はラディッツの左足で、ピッコロは彼の右足で顔面に命中させられた。


ラディッツから攻撃を受けた二人は遠くへ飛ばされるが、地面に足をつけるなり、すぐに地面を蹴って休むことなく攻めていく。


だが結果は同じ。見事にかわされ、今度はラディッツが反撃に移る。


ヒュッと空中へ舞い上がり、両手を横に広げる。



「な、なに!?」



二人が空を仰ぎ、上空へ飛んだ時にはもう遅かった。



ブウゥゥゥゥン…

ギュイィィィーーン!!



ラディッツの両手からは気功波のようなものが放たれた。



「やばい!」

「ぐあぁああぁあ!!」




悟空は間一髪でよけたが、ピッコロは右腕をかすってしまったようだ。


放たれた気功波は彼らを通り越し、そのまま山の方へ突っ込んだ。


山は大爆発を起こすと共に簡単に吹き飛び、跡形もなく消え去ってしまった。



「どこ行った!?」



悟空は空を見上げ、キョロキョロと辺りを見回すが、ラディッツはどこにもいない。



「ここだ」
「ーーっ!?」



するとその直後、悟空の背後からラディッツが瞬間的に現れ、ニヤリと笑った。



ーードガッ!!



そのまま背後から左足で蹴りを入れ、悟空を遥か遠くへ飛ばした。


致命傷を負ったのか、今度は地面に足をつける事が出来ず、そのまま痛々しい程に顔面から地面を摩擦しながら倒れてしまった。


小石や草が先程よりも派手に宙に舞う。やはり、ダメージはかなりのものた。



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あきゅろす。
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