昔話で行こう!!!
にい:どーしてこーなるの!? A
無事に桃から産まれた男の子。
名前は、ももたろう、と名付けられました。
元気いっぱいに育ったももたろう。
ももたろうも立派な青年に育っていきました。

「そう云やぁ、今、オニが暴れてンだって?」

ももたろうが仕留めた熊をバラし、焼いた肉を口一杯に頬張りながら、おじいさんを見ます。

「らしいな。でも、おれ達にゃあ、関係ねェ」
「オニを見てェのか?」
「…………」
「「ももたろう……???」」
「(-.-)Zzz・・・・」
「寝るな!!!!」

ドゴン、と、おじいさんとおばあさんの鉄拳が、ももたろうの頭に炸裂。

「痛てェ!!!」
「「ハッ!!!」」

殺気を感じて振り返ると、そこには、家政婦真っ青の、障子の隙間から見つめる蒼く冷たい眼差しーーーー………シャナメルがいました。
パリッ、と、辺りが鳴り響きます。

「シッ……」
「シャナメル……」
「メルーー」

シャナメルの胸元に抱き付くエース。
そんなエースの頭を優しく撫でます。

『だから、エースくんはダメだって云ったのに……。よしよし。痛かったね』
「「………」」
『ナミュール隊長とラクヨウ隊長の晩御飯、水だけね』
「「オイッ!!!」」

エースの額にキスを落とすと、シャナメルは去っていきました。

「オニだ」
「ここに居たよ………(--;)」
「さっさと終わらせて、メルを喰う(^^)」

三者三様の想いを漏らした。


「何であんなに機嫌が悪い?」
「構ってねェから」
「「原因はお前か!!!エース!!!」」



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