番外編
003
シャナメルを肩に担ぎ上げ、自室までやって来たエースは、シャナメルをベッドに降ろすと、シャナメルの衣服を脱がし始めた。
ぽいぽい、とシャナメルの服をベッド下へと落としていく。

『ちょっ………ァッ!!ひぁっ!!』
「脱がしただけで、感じてる。おれが満足させてやっからな(^-^)」
『な…ッ!!ゃあッ!んッ!!』

噛みつくようなキス。
抵抗しようにも、身体に力が入らない。

モット、深ク、激シクきすシテ。

そんな欲望が、思考を占める。
唇の隙間から、するり、と侵入する肉厚の舌。
その舌が、我が物顔で口内を暴れまわる。
逃げるその舌が、絡まり、舐め合う。

くちゅくちゅ、ぴちゃり……ぴちゅ、くちゅり

水音が、シャナメルの鼓膜に甘く響く。

『ふぅ……んんぅ……』
「ん……」

二人の吐息が、静かな空間に溶ける。
舌が痺れるぐらいに、絡まり、吸われる。
その間にも、エースの指先が、しっとりと濡れた白い肌を滑る。
その感覚に、ぞくり、と震える。

『ふぁ……っ』
「まだ、キスが欲し……んッ!!」

グイッ、とエースの後頭部にシャナメルの掌が差し込まれ、引き寄せられる。

[発情期になるとこうなる訳か。ビバ、発情期だな💓]

シャナメルからのキス、なんて、バードキス以外少ない。
積極的になったシャナメルを愉しむエースであった。


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あきゅろす。
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