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銀魂 3年Z組 銀八先生!!
二時校
ーキーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴っても担任は教室にいない。すると、周りからこんな声が聞こえてきた。

「今日朝、俺さ廊下で先生達が話してるの聞いちゃったんだけどさ、新しい英語担当教師と転入生が来るらしいぜ」

(? こんな時期に転校生?こないだD.E.Z組の担当の英語の先生が抜けたから先生というのはわかるのだが…)

すると廊下の方からペタペタと安っぽいサンダルのおとが聞こえてきた。
ーガラッ

「おいおい、朝っぱらからうるせーなー担任が来る前の教室ですかコノヤロー」

「いや、そのまんまじゃん!!」
思わずツッコんでしまった相手はこのクラスの担任であり国語の教師の銀八だ。

だが、銀八はスルーし、話を進める。

「今日は、転校生 兼 教師のやつがいる、
おーい入ってこーい」

(転校生 兼 教師???)
周りの生徒も動揺を隠せず、ザワザワしている。すると、

ーガラリ

扉が開かれ、あたりがシーンとなる。

「おーじゃあ自己紹介よろしく頼むわ。」

『初めまして、転校生 兼 教師の桜井 花蓮です。担当教科は英語です。あと、少し養護教諭の手伝いもします。よろしくお願いします。』


ー シーン







なななななな、なんだこの美少女は!!!!

目の前には、とんでもない美少女が居た。
綺麗に整った顔立ち、大きくつぶらな瞳、それを縁取る白く長い睫毛、透き通るように白い肌、高く結い上げられ腰まである白い髪、左右とで色の違う瞳 分厚くもなく薄くもない程よい薔薇色の唇 漂う気品

今世紀で一人いるかいないかの美少女に皆 口を開け ボーッとしている。

だが、目の前の少女は皆が自分に見惚れているなんて、分かってないので何で皆が自分を見てシーンとしているのか分からず慌てている。

『あっ、あの。せっ 先生』

だが銀八はジャンプに夢中で気づいていない。「あぁ、やっぱりべ〇ータがピッコ〇に…」何て言っている。

『あの、先生…先生!』

「んあ?なんだ?桜井?」
何で桜井さんが自分を呼んでいるのか分からなかったようだが、桜井さんのオドオドした様子から把握したようだ。

「おーい、おめぇら人の顔をジロジロ見てねぇで、うんとかすんとか言えよ」

でも、教室はシーンとしている。
すると後ろの方から

「よろしくでさぁ」

と声がした。
それに続いて皆も、
「よろしくね」
「よろしくアル」
「よろしくな」
「よろしく」
「仕事ください」
「ヨロシク シテ欲カッタラ金ヨコセヨ」

と言う。ってなんか最後の方おかしくない!?

すると、彼女は安心したようでフワリと笑い『ありがとう』と一言
それに、また皆見惚れてしまった。

「おーじゃあ挨拶も一通り済んだな〜。じゃっ、ホームアローン始めるぞ〜」

ーガタッ

「先生!」
学級委員長の桂が立ち上がった。

「じゃあ出席とるぞ〜」
だが、銀八は気にせずスルーを決め込む。

「先生!!!」

「ちっ、さっきからうるせ〜な〜何だよズラそのズラ外してから言え。」

「先生訴えますよ。」

「はいはい、何ですかヅラ」

「ヅラじゃない桂だ!先生、ホームアローンじゃなくてホームルームです。」

「そんなん、どっちでもいいだろ」

「いやホームアローンだと男の子が家でひとりぼっちです。」

「はいはい、じゃあホームルーム始めるぞ〜。はい、出席〜、総一郎君」

「先生、総悟でさぁ」

『あっ、あの〜先生?』

「ん?どうした桜井?」

『私の席は…』

「あぁ、お前の席はだな。えーと、じゃあ総一郎君の隣で」

『はい。ありがとうございます。』

そう言って桜井さんは、トコトコと廊下側の席に向かう。

『あの、総悟さんでしたよね?よろしくお願いします。』

「ん?あぁ、よろしくでさぁ」

ほのぼの

「はーい、そこ〜ほのぼのしてないで出席とるぞ〜」

「神楽〜」

「はい」

「新八〜」

「はい」

「ヅラ〜」

「ヅラじゃない桂だ!!」

「キャサリン」

「ハイ」

「長谷川」

「はい」

「近藤」

「はい」

「マヨ」

「………はい」

「土方」

「っ……はい」

「へ、ヘドロくん」

「はい」




ーと、全員出席が確認できた。

「おーじゃあ今日いないのは、高杉と来島と河上と仁蔵と山崎だな」

「いや先生僕います!」

「うわっ!ビビビびっくりさせんなよ」

「あっ、すいません」

「黒〇のバスケみたいにしなくていいから、ね?」

「したつもりはn

「よーし、じゃあ号令」

「きりーつ 着席 礼」

ーゴッ

皆が頭を机にぶつけたのは言うまででもない。


ーキーンコーンカーンコーン

チャイムと同時に皆が桜井さんの席に群がった。

「ねえねえ、その髪どうしたの?」
「先生と生徒どっちもって本当?」
「彼氏いる〜?」
「酢昆布好きアルか?」
「いい仕事知ってる?」
「その目珍しいね」
「写真撮ラセロヨ イッパイ売ッテ金儲ケ
グフフ」

などとだ

でも桜井さんは慣れていないようで、

『かっ髪ですか?あのえっと』
『本当ですよ』
『いっ、いないです』
『す、酢昆布ですか?』
『お仕事?』
『あっ、はい』
『あの、えっと』

などと困っている。すると、



「おいおい、その辺にしとけこの後、2時間目で質問タイムとるから」


「「「「「「はーい(アル)(でさぁ)」」」」」

「ということで、よろしくな桜井。あとお前E組でこのあと、授業だったような…」

『あっ!そうでした!すいません、ありがとうございます!』

そう言うと桜井さんは走って行ってしまった。

「よしじゃあ俺も行くか〜 ん?何だよ」

ーじー(クラスのほとんどが銀八を見る)

「い、いや先生桜井さんの授業がいつ入ってるか覚えてるんですか!?」

「まぁ、それくらいは、な」

一同は呆然とする

「じゃっ、行くわ」

そう言ってペタペタとサンダルを鳴らして歩いてった。



あとぐぁき

相変わらず文章力ないですねーwwwwwww
次回もよろしくです〜

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あきゅろす。
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