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読。
HONEY?


『俺の顔に何かついてるか?』
腕を組み不審な顔つきで俺に問いかけてくるのは、多串くん。



いつもの甘味処。
それぞれ注文したジャンボパフェとブラックを待ちながら頬杖ついてる俺の視線は、多串くんに釘づけなワケで。
…しかも無言で。

だからさっき言ったコトは分からないこともない。

…なんて。

視線は変わらず多串くんなまま、ぼんやりと考えていたら…

『何とか言え、こら』
グニっと。
『いひゃっ……!!』
頬をつままれました。
痛いです。
しかも両頬。

『ひょっ…ほほくひくっ…』
(※「ちょっ…多い串くんっ…」)
正直、さほど痛くもないけど喋りづらいので副長さんの両腕に手をかけた。
『はっ…はらひへっ…』
(※「はっ…はなしてっ…」)
俺の反応に面白そうに笑い、やっと解放してくれた。

そうこうしているうちに多串くんのブラックが運ばれてきた。

一口飲んだ後、再び腕を組み
『だからよ、何だよ。言いたいコトあんなら言えよ銀時』
だって。まぁ別に言ってもいーんだけどさぁ…多串くん調子乗るだろーし。絶対。



…まぁいーか。


『最近多串くんさぁ……』
『んん?』
漸く切り出した銀時をしっかり視界におさめながらブラックを啜った。


『男前に磨きがかかったねぇ』
『………っ…』

あ、豆鉄砲。
鳩が豆鉄砲くらっちゃった顔してる。
あーあーコーヒーがソーサーに零れちゃったよ。
何か……面白っ。



『大丈夫ですかー?』
固まっちゃってる顔の前に手をかざして左右に振ってみる。
……と。
ガシっと掴まれる、腕。
何だかいつもより力がこもっている様に思うのは気のせいでしょうか?


『トシくーん?』
何とな〜く、名前で呼んでみたり。

『オメェ…今日は万事屋には帰れねぇからな』
さっきまでの豆鉄砲顔とは打って変わり、いつもの余裕顔でニヤリと笑う。



『…むっつり』
そんな男前が愛しくて、毒を吐いた。




吐in





□アトガキ□
これも少し、ほんとに少し手直し。
確かコレ、即興書きだった…下書きはちゃんとすべきです。笑。

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あきゅろす。
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