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色々小説
ゼロは俺・私のもの


R2本編パロ
例のシュナがルルを最も発言した時の話し



第二皇子シュナイゼル殿下とゼロを抜いた黒の騎士団幹部達での会談が始まった。


コーネリアやカノンもいて、ゼロのして来たことや、正体を明かされ、黒の騎士団メンバーは動揺した。

しかし次の発言に彼らはもっと動揺することになる。


「ルルーシュは私にとって最も愛する弟です」

真剣な表情でそう語るシュナイゼルに皆唖然とした。

最も?
最もって何?

一番愛してるってこと?

若干黒の騎士団だけでなく皇族側までざわつく。

だが騎士団も負けて無かった。
玉城が立ち上がる。

「俺のゼロが嘘つきだって言うのか?!」


俺の?!

ザッとみんなが玉城を見る。

拳を握り締めて言う玉城は真剣だ。

何時からゼロはお前のものに…

そんな玉城をシュナイゼルは鼻で笑い飛ばす。

「ルルーシュ、いやゼロは君のものなどでは無いよ。
彼は私のものだからね」

ニッコリと輝かんばかりの微笑でシュナイゼルはそう言い切った。

周りは、どうしよう、何言ってんだろうと皆唖然としている。

そんな中扇が立ち上がる。

「ゼロは俺たちを騙していたんだ!」

悔しげに叫ぶ姿にヴィレッタだけがトキメキ見つめていた。


「はあっ?
何年もゼロのことをほって置いてたくせに今さら兄貴面ってか!
これだからブリキ野郎は!」

「ふんっ、たったの数年、しかもつい最近まで素顔すら知らなかった奴私たちの仲をとやかく言われる筋合いは無いよ」

「…………」

だが扇の言葉は他の人達には無視された。

いじける扇をヴィレッタは慰める。

つい千草に戻ってしまう乙女ヴィレッタである。


二人の長いゼロの奪い合い(本人の意思無視)は尽きることは無かった。



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あきゅろす。
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