リボーン
チョコ
ーー応接室ーー
了「うおおお極限」
持「おいっ、静かにしろ了平!
雲雀にバレるっ!」
了「おおすまん持田っ!」
持「あれ?
話し聞いてた?
何さっきより声大きくしてんの?」
了「すまんと言う気持ちを声量に込めた!」
持「いやいいから、静かにしろって言ってんじゃん。
すまんと思ったんなら行動であらして?」
了「殴ればいいか?」
持「お前の行動には殴るしか無いの?
だいたい俺らが何故応接室に来たか分かってる?」
了「風紀委員が京子から没収したチョコを取り返しに来たのだろう?」
持「はいその通り、雲雀の野郎俺のチョコを没収しやがって」
了「ぬ、持田のなど京子は作ってただろうか?」
持「なんで口に出して言うかなお前は!
そう言うのは心の中で思っててくれよ!
大丈夫だよ!
作ってくれてるよ!」
了「しっ!
持田、チョコ目の前にして興奮するのは分かるが雲雀にバレる…
もう少し静かにしろ」
持「………すまん。
てかチョコいっぱいあるな、学校にあるチョコ全部集めたのか〜
スゲェ(☆∀☆)」
了「だがこんなに多いと京子のを見つけるのは大変だな」
持「見ろよ了平っ!
GODIVAのチョコだぜ」
了「ごでぃば?」
持「えっ!?
知らねーのお前?
有名なんだぜ!!
高ぇぇの」
了「美味いのか?」
持「えっ、食ったことねぇから…」
了「…………没収した後これらの菓子はどうなるのだろうな」
持「………雲雀のことだから捨てるんじゃね?」
了持「……………」
雲「ねえ、了持って君達そんな関係だったの?」
持「うわっ!!!
雲雀っ、いつの間に」
了「極限びっくりだ」
雲「君達、応接室で何やってんの?
イチャつくなら余所でやって…
咬み殺すよ」
持「さっきからなんでそっちに話しを持ってくんだよ、そんな関係無いから」
了「???」
雲「ふうん。
で、何してたの?」
持「そ、それは…」
了「GODIVAのチョコを食べようとしていた!」
雲「ワオ、窃盗かい?」
持「い、嫌っ!?
何言ってんだ了平!
確かに誘惑に負けそうだったけど、俺達は京子のチョコを奪還しに来たんだろ!!」
了「おお!!
そうだったな」
雲「チョコ…
こんなの盗りにきたの?」
持「盗りって言うなー!
まあバレたなら…
俺のチョコを返せ!」
雲「君の?
笹川のでしょ」
了「俺宛てのがあるのか?!!」
雲「は?了平のがあるわけ無いじゃない…
笹川京子のチョコのこと」
了「あるわけないって雲雀っ、俺はいま極限に傷ついたぞっ!」
雲「君みたいな暑苦しい奴に誰がチョコやんのさ、勿体ない」
持「確かに了平にチョコやったら一瞬で溶けそう」
了「(;_;)」
持「Σ(`▽´;)あっ、いや、冗談だから…なっ、元気出せ!」
了「うぬ〈コクン…〉」
持「って、だから俺のチョコ!
京子から俺へのチョコ!」
雲「……自分で捜せばいいじゃない…どうせ君宛てのなんかありゃしないだろうけど…」
持「聞こえてるぞ…
ふんっ今に見ていろ!こんだけありゃ俺宛てのが一つや二つ見つけてやるー」
雲「……はぁ、剣介まだ笹川諦めて無いの?」
了「例の一件依頼ファンが減ったらしくてな…チョコが貰えないらしい」
雲「憐れだね…
たかがチョコじゃないか」
了「されどチョコだ。バレンタインチョコはそれ程重要なものなのだろう」
雲「……ふぅん、分かんないな」
持「チョコーっ!!」
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