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リボーン
入江 正一の受難






僕の名前は入江 正一……。
ミルフィオーレと言うマフィアの幹部をしています。


チ「入江様。白蘭様からの通信が入りました。」

白蘭さんとは僕の上司…なのだが…

正「……写して。」


ブィン…


《ヤッホー正ちゃん!元気?
またお腹痛めてしゃがみ込んで無い?》


正(今あんたのせいで痛くなったよ…)
「いいえ元気ですよ」
僕は出来るだけの笑顔で会話する。


チ(流石です入江様)

《そっかぁ〜良かったぁ〜。
あっ!ちょっと〜そこの君っ、僕の正ちゃんに近いから離れた。離れた。》


チ「(ウザい)も、申し訳ありません。」


《本当だよ。
あっ、リッピくぅぅぅん!
丁度いい所にっ。
マシマロ買って来てぇぇぇ。》


上司の好き勝手に僕は苦笑いする。


「白蘭さん……。」


《ん、何?》


「様はなんですか?」

《へ?用?別になんmブツッ……》


………………






正「さ、仕事に戻ろうか」


チ「はい。」


ブィンッ



《あはは!出たよ正ちゃんの逆ギレ》

僕は胃痛と共に頭痛も覚えた…

「いや、いや。
今の逆ギレじゃ無いしどうして勝手に回線が繋がる?」


チ(あーあ、出たよ入江様のマジギレ)


《え?そりゃ、正ちゃんとの愛の成せる力でしょ?》


「あははは僕は仕事が忙しいから今すぐにその愛を断ち切って下さい。
今すぐに…」


《え?何ぃぃ?ごめんよ正ちゃん。
なんか電波悪いみたいだ…》


「ああそうですか。
じゃあ切りましょう!さようなら!!」


《あっ!何か直ったッポイ。
直ったよこれ!》


「ええ?何聞こえないなぁー。」


《嘘だぁ〜ブツッ》



チ「どうしましょう。回線切っちゃいますか?」


正「でもそうすると他からの通信が出来ないし…。」



ブィンッ


《y「いい加減にして下さいっっ!」え?あ、ごめん。》


正「え?r(ガンマ)さん?!」


モニターに写ったのはrさんだった。


正「す、すいません。白蘭さんだと思って…」

うわっ、恥ずかしい〜

僕は恥ずかしくて顔を赤くする。


《いや、いいんだ。
大変だな…》


正「本当にすいません。」


チ「あの、一つよろしいですか?」


《ん?なんだいお嬢さん。》


チ「何故勝手に回線が繋がるんですか?」


《そりゃ、正一君との愛の成せる力でしょ?ブツッ……》





………




………



チ「………」




正「………」








チ「入江様、ハァイト!!」



ぽん、と僕の肩に手を置くチェルベッロ…






正「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっげほっ、ガホッ。」









誰か助けて…










彼の受難は続く…





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