小説 To the future not seen.(トリコ:トリコマ)200人目、自爆 俺のパートナーは、お前しか有り得ない。務まらない。思い立ったが吉日。そうだろ? 貴方のパートナーが、僕だったらと。夢想していた事が本当になった。幸せで怖い。 「小松〜、これ頼む」 「は、い………って、でかああああああッッ!!!???」 「はーやーくー」 「………もー、分かりましたよ、やりますよ」 ブツブツこぼしながらもどんな料理にしようか、頭の中でレシピを組み立てていく小松。 トリコはそれを眺めながら、小松が作り置いたのだろう料理を、ガツガツ食べる。 傍にはテリー。テリーの為にも、小松は御飯を用意していて。トリコと同じ様にガツガツと平らげていく。 いつもの光景。 それが嬉しくて。 ずっと続いていけば良いと思う。 そんな狩りの日。 見えない未来へ ずっと一緒にいよう。きっと世界が輝いて見えるだろうから。 [*前へ] |