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a man with a double character

 


私は教室では完全に悪者。

そして、学校では私を哀れんだ目で見てくる人がいるが、たいていは睨んでくる。


今はこれにはなれない。


だけど、いつかはそれが日常になるのだろう。


そんな私は想像したくはない。



今は放課後。

やっと敵だらけの教室から出られても部活があるから行かなくちゃいけない。


あんなに大好きだった部活が今は大嫌いになった。


本当は逃げ出したい。

だけど負けちゃだめ。

私が行かなかったら、誰がマネージャー業をやるの?


そう自分に言い聞かせて、部室に入った。

たいてい言われることは目に見えている。


「……なんで此処に来たんだよ。」

「お前の居場所なんて此処にはねーんだよ!!」

「早く辞めろ!!」


ほら、私の思った通り。


当たったよ?


……あんなにサポートしたのに…

もう、この200人に嫌われてしまったんだ。

いや、198人か。


でも、やっぱり…


「…湖空。……テメーは此処に来なくていいんだよ!!」

「マネージャーは美乱だけで十分なんだよ!!」


……辛い。

辛いよ…


「こんにちはぁ〜!!…あれ?みんなどうしたのぉ?」

「美乱、いや何でもない。」

「行こうぜ!」


美乱が来た事によって、みんなは練習へと向かった。


……私の足を踏んで行きながら。


ここにいるのは私と美乱だけになった。


「フンッ、いいきみ〜。」

『……いつまで…』

「えっ?」

『いつまで私を嵌め続けるの?』

「いつまで、ねぇ。そんなの決まってるじゃない!!あんたが死ぬまでよ!!」

『!!?』


私はこんな地獄を死ぬまで続けなきゃ行けないの?


私は、私は……









死んだら、天国に行ける?










 

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あきゅろす。
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