+08
僕は教室に戻るため、廊下を歩いていた。
丹牧さんのことを気にかけながら…
「絶望したぁああ!!」
……あれ?デジャヴュ?
なんか、絶〇先生の名言が聞こえてきたよ…
「あはは、すっきりした。さーて、教室に帰ろーと。」
そんな声が聞こえてきた…
……ん?あの子………まさかね…
そう思っていると、彼女のポケットから何かが落ちた。
……あれは…ハンカチ?
……しょうがない…
「……ねぇ。」
「ん?」
「落としたよ。」
「はっ!ツ〇ァアア!!私は君を落としてしまったの!?ありがとう!!」
「……いや。」
ああ、よく見たらあのハンカチ…
あのマフィア漫画の十代目が描かれていたよ…
とりあえず…
僕の手を持ってブンブンと腕を振るのはやめてほしい!!
痛い、痛いよぉお!!!
「よし!私とあなたは友達!!」
「……はい?」
「よし、決定!!」
…勝手に決められた!?
何なんだこの子は…
「あはは、私は今日転校してきた、3-Iの雛間優華!よろしくね!あなたは?」
「…3-B、音無紅。」
「紅だね!よろしく!!」
そう言って、雛間は行ってしまった。
……嵐のような子だね…
それに…あれは絶対に丸井君と同類のアニメ好きだよ!!
それにしても…まだ転校生がいたのか…
それに、あの子は絶対に異世界人…トリップ者だね。
はぁ、また面倒な人が増えたよ…
ちなみに、僕は声を出しての会話はツッコミを隠そうとするあまり、クールな人になってしまうのだ!!
………てへ☆←ヤメロ
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