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僕は教室に戻るため、廊下を歩いていた。


丹牧さんのことを気にかけながら…


絶望したぁああ!!


……あれ?デジャヴュ?


なんか、絶〇先生の名言が聞こえてきたよ…


「あはは、すっきりした。さーて、教室に帰ろーと。」


そんな声が聞こえてきた…

……ん?あの子………まさかね…


そう思っていると、彼女のポケットから何かが落ちた。

……あれは…ハンカチ?


……しょうがない…


「……ねぇ。」

「ん?」

「落としたよ。」

「はっ!ツ〇ァアア!!私は君を落としてしまったの!?ありがとう!!」

「……いや。」


ああ、よく見たらあのハンカチ…

あのマフィア漫画の十代目が描かれていたよ…


とりあえず…

僕の手を持ってブンブンと腕を振るのはやめてほしい!!

痛い、痛いよぉお!!!


「よし!私とあなたは友達!!」

「……はい?」

「よし、決定!!」


…勝手に決められた!?

何なんだこの子は…


「あはは、私は今日転校してきた、3-Iの雛間優華!よろしくね!あなたは?」

「…3-B、音無紅。」

「紅だね!よろしく!!」


そう言って、雛間は行ってしまった。


……嵐のような子だね…

それに…あれは絶対に丸井君と同類のアニメ好きだよ!!



それにしても…まだ転校生がいたのか…


それに、あの子は絶対に異世界人…トリップ者だね。


はぁ、また面倒な人が増えたよ…





ちなみに、僕は声を出しての会話はツッコミを隠そうとするあまり、クールな人になってしまうのだ!!

………てへ☆←ヤメロ






 

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