その2
ドカッ!
「ゔっ、あ゙ぁ゙」
ドカッ!バキ!
「…………がはっ!」
「うっ、…ひっく、ううっ……ぐす。」
「大丈夫。姫奈!俺が守ってやるよぃ!」
「安心してください!姫奈先輩!」
「あり…がとうぅ、ブン太、赤也…」
「いい加減にしろ!魅坂!お前は何回やったらわかるんだ!」
「…私は…、やって……ない……」
「また言い訳を…たるんどる!」
ガッ
ああ、一体何ヶ月経ったのかな?
殴る、蹴る、暴言、陰口の数々。
みんなが私を信じなくなったのは…
あの時からだ
湖崎姫奈さんがマネージャーになったときから…
私の事を信じてくれた人は数人しかいない…
わずか数人。
でも、私の事を信じてくれたのなら
その人のタメに生きたい。
私はまだ、その人に必要無いなんて言われてないから
でも、信じ続けてくれた人にも限度がある
湖崎さんを信じる人の方が多いから…
ハッキリ言って、もう疲れたよ…
お願い…
誰か
助けて…
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