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「舞、聡美、ちょっと来い。」
昨日のあの娘だ…
そして、恐らく黒板にあんなことを書いたであろう本人。
隣のクラスだとは知らなかった。
この娘もだけど、一緒にいるのも派手な女の子。
この距離から見ても痛んでいるのがわかるくらい、金色に染めたクルクルの髪。
耳からは、大きなピアスがぶら下がっている。
「蒼だぁ!
なぁにぃ?」
ご機嫌そうに蒼に手を伸ばす2人は、隠れていた私に気付くと途端に顔を歪める。
「谷口蜜香…」
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