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お節介好きなお母さんみたい。
そぉ考えると、笑えてくる。
決して迷惑とかじゃないんだけどね。
むしろ有り難く感じているから。
ってことは、私は1人じゃ何も出来ない幼稚園児ってとこか?
「蜜香、また何1人でニヤニヤしてんの?
怪しいでしょ。」
妄想の世界に迷い込んでいた私を、光が呼び戻した。
いつもの、妄想し出すと笑ってしまう癖が出たらしい。
「これはヤバいだろ…」
『夏樹クンまで!?
ひどッ!』
「って、2人の関係は?
ちゃんと説明しなさーい!!」
光のこの質問は、駅に着くまで延々と繰り変えされた。
私と夏樹クンが、真実を…光の納得する答えを言うことは、一度もなかったけど。
だって、夏樹クンはただの友達だもん。
昨日のことを、心配してくれているだけ。
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