[携帯モード] [URL送信]




『夏樹クン?』



一瞬だけ…


見上げた時の夏樹クンの顔は険しいものだった。



『?』

「あ、ごめん。

行こっか。」





それから家までの数分間は、ドラマやお笑い芸人の話になった。


話したことがあまりなかったせいで知らなかったけれど、笑いのツボなんかが同じで話は盛り上がった。



もっと早くから仲良くなっとけばよかったし!



今日みたいな嫌な思いするのはもぉ嫌だから、男の子は本能的に避けていた。


けれど、女友達だって光しかいない。


だから、こんな風に趣味の合う友達が出来るなら、少しだけ勇気を出してみようかとも思える。



.

◇back*◇next#

8/9ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!