[携帯モード] [URL送信]



『"放課後、社会資料室に来て下さい。

待ってます。"


はぁ???

これ、何?』



まさか…



『告白?』




な、わけないか。



とにかく、誰かわからないけど、待たせたら悪いよね?


脱いだばかりの上靴を再び履き直し、階段を駆け上がった。




社会資料室は2階の隅にある。

そこの周りは色々な教科の資料室ばかりで、ほとんど人気がない。


廊下もだし、窓から中を覗いても人がいる感じはない。


手紙の主がいそうな様子も、ない。



『あの〜誰かいますか?』



呼びかけてみたけれど、返事はない。


本当にここで良かったのかな?

念のため、棚の間をチェックしながら奥へ進んだ。


『あのぉ?』



そんなに広い部屋じゃないから、直ぐに一番奥に着いてしまった。



あれれ?



まだ来てないのかな?




.

◇back*◇next#

3/18ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!