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だから、今日はちょっとだけ寂しい。
珍しく、蒼に用事があったから。
終わると直ぐに帰って行ったから、何か大切な用なんだと思う。
"真っ直ぐ気を付けて帰るんだよ!"
そんなメールが、さっき届いた。
だから、さっさと帰ろうと思ったんだけども……
『何これ?』
靴の上に置かれた、一枚の封筒。
見覚えがない。
宛名は…ない。
首を傾げたまま、その薄紫色の封を切った。
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