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「蒼クンさ、あんなはちゃけてるけど、蜜香のこと本気だと思うよ?

前のカラオケの時も、蜜香いなくなったら超心配してたし。


昔は遊び人だったみたいだけど、今はパッタリらしいし。


蜜香にべったりじゃん?」



そんなの…



『私が蒼に興味示さないから、自棄になってるだけでしょ?


ただの気紛れだよ。』


「でも、そろそろ……」



光のこの顔を見るのは、何度目だろう。


こんな辛そうな顔をさせる度に、私のことを本気で考えていてくれる光を有り難くも、苦しくも感じる。



私のせいで、こんな顔させてるなんて…




『それとは関係ないよ。


光は気にしないで?

本当、ただの友達だもん。』



嘘は付いてない。



蒼のことは、"好き"じゃないもん。





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