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シュンとした私を見て、蒼は心配そうに顔をのぞき込んでくる。

こぉいうさり気ないとこ、優しいんだよね。


「蜜香は気にすることないよ?


それより…」



ニヤッと口角を上げて、椅子に座る私にジワジワと迫り来る蒼。





前言撤回かもッ!



嫌な予感がする…




『な、何?』




蒼の目が、ギラギラと光っている。



「この間、お預けだったからさ。


続き、しよ?」



悪戯な笑みを浮かべる蒼は、一昨日の、危険な姿そのまま。



夏樹クンのお陰で忘れていたコトを思い出す。




この状況って……




『や、ね?

何のことだか…わかんないんだけど?』


「誤魔化してもダ〜メ。


顔、真っ赤だよ?

誘ってるとしか思えないし。」




なわけがあるかぁー!!




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あきゅろす。
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